1年前ノーヒッター記念日に…中日・山井 無傷7連勝

[ 2014年6月29日 05:30 ]

<神・中>8回1失点で今季無傷7連勝の山井

セ・リーグ 中日2―1阪神

(6月28日 甲子園)
 中日・山井が無傷の開幕7連勝を挙げた。くしくも1年前の6月28日はDeNA戦(横浜)でノーヒットノーランを達成した。その記念日にふさわしい快投に「(きょうも)いい1日になってよかった」と、満足げな笑みを浮かべた。

 前半戦も折り返していないのに、勝ち星は2010年の自己最多に並ぶ7勝。実績からすれば物足りない数字だが、この日は、13年目で甲子園初勝利のおまけもついた。
 三振はわずか2個。それでも、持ち味の制球力で粘り強く投げ、8回を6安打で1失点(自責0)に抑えた。

 「自分の持ち味が出せた。強いストレートがしっかり投げられた。今年は特に調整がうまくいっている」と連勝街道の更新にも自信ありげだ。友利投手コーチも「スピード以上にスピンが効いている。打者は打ちづらい」と好調の理由を明かした。

 これで3位・阪神とはゲーム差なしの肉薄。きょうの先発も3勝0敗の浜田。無敗男を立て続けにぶつけて、勝率5割と4月10日以来の3位を頂く。

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