メヒア 復刻ユニでオーレ再来2発「どか~んといったよ」

[ 2014年6月29日 05:30 ]

<西・ソ>初回2死一塁、左越えに2ランを放つメヒア

パ・リーグ 西武8―6ソフトバンク

(6月28日 西武D)
 所沢に「オーレ」が帰ってきた。3点を追う初回2死一塁。西武・メヒアの7号2ランが左翼席に飛び込んだ。2点リードの7回1死では森福のスライダーを見逃さず、再び左翼席へダメ押しの8号ソロ。来日初の1試合2発を叩き込んだ主砲は「(2発目は)初球と同じ球だったので、どか~んといったよ」と笑顔を浮かべた。

 ソフトバンクとの今3連戦は「ライオンズ・クラシック 2014」と銘打たれ、79年から95年まで着用したライオンズブルーのユニホームで臨んでいる。応援スタイルも復刻バージョンで、メヒアの打席では、かつて「オーレ」の愛称で親しまれたデストラーデの応援歌が流れた。黄金時代復活を願うファンは救世主のごとく出現したメヒアに球団史上最強の外国人をダブらせた。

 「レジェンド」からの激励も効いた。埼玉移転後初優勝となった82年の主力メンバー、田淵幸一、東尾修の両氏(いずれもスポニチ本紙評論家)が試合前セレモニーに登場。負ければ自力優勝が消滅する一戦を前にマイクを握った東尾氏は「ライオンズの皆さん。諦めずに頑張って楽しませてください」と奮起を促した。

 両軍5発が乱れ飛ぶ空中戦を制し、田辺監督代行も「(東尾氏の)強い激励を聞いて選手も発奮材料にしたのでは。以前のうちだったらない一発攻勢だった」とご満悦。田淵氏も「もっともっと西武の強い時代をもう一回つくってほしい」とエールを送った。

 前日に正式辞任を表明した伊原前監督が「デストラーデみたい。歴代外国人でも最上位」と絶賛した新主砲の活躍で、最下位から脱出。メヒア本人は「デストラーデは知らないけど(同じように)チームに貢献したい」と話すが、強いライオンズ復活へ、希望の光が差し込んできた。

 ◆オレステス・デストラーデ 1962年5月8日、キューバ生まれの52歳。米フロリダ大からヤンキース、パイレーツを経て、89年6月に西武に入団。90年から3年連続本塁打王、90、91年は打点王も獲得した。93、94年は大リーグの新球団マーリンズでプレーし、95年に西武に復帰。日本での通算成績は517試合で打率・262、160本塁打、389打点。

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