マーリンズも舌を巻くダルの多彩な投球「7回首を振ったんだ」

[ 2014年6月12日 16:40 ]

マーリンズ戦の9回、最後の打者を三振に仕留めてメジャー初完封を飾り、雄たけびを上げるレンジャーズのダルビッシュ

インターリーグ レンジャーズ6―0マーリンズ

(6月12日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)が11日(日本時間12日)のマーリンズ戦に先発してメジャー初完投初完封を飾ったが、マーリンズのレドモンド監督は「ナ・リーグにはいないタイプの投手」とダルビッシュに脱帽だった。

 また、その多彩な投球に相手のマーリンズも舌を巻いた。1番打者のイエリチは「ストライクを取ることができる球種をたくさん持っている投手の一人だ」と語る。この日ダルビッシュは6本の安打を許したが、その6本のうちの1本を放った彼は「ダルビッシュは平均以上のストレートに加え、カットボール、スライダー、カーブ、スプリット、チェンジアップもある。ストライクを取ることができる球があれだけあると打つ側としては厳しい」と語り、「ある打席で彼は投球前に7回首を振ったんだ。的が絞れないよ」と驚いていた。

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