オリ貯金18年ぶり18!佐藤達&駿太を森脇監督も絶賛

[ 2014年6月12日 22:35 ]

<オ・D>佐藤達は連夜お立ち台登場の駿太(左)とともに「さらにひとつになろう」を叫ぶ

交流戦 オリックス9―5DeNA

(6月12日 京セラD)
 オリックスは、9点を挙げて6連勝とし、1996年以来18季ぶりに貯金を18とした。

 DeNAに3点差に迫られる嫌な試合の流れを断ち切り、チームに勝利を引き寄せた投打のヒーロー、佐藤達と駿太の2人がお立ち台に上がった。

 佐藤達は、7回、1死満塁のピンチで5番手としてマウンドに上がり完璧投球。

 「チームが必死に粘って耐えていたので、ファンの思いもチームの思いも乗せて思い切り投げました」と語る通り、下園をショートフライ、多村には力勝負を挑み152キロのストレートで三振に斬って取る、森脇監督も「素晴らしい」と唸る内容だった。

 8回の今季7度目となるイニングまたぎの投球も「疲れて球速が落ちた」と照れ笑いを見せていたが、3人をピシャリと抑える見事な投球だった。

 8回、中前への適時打で貴重な追加点をもたらした駿太は連夜のお立ち台に「最高にうれしい。(満塁本塁打を放った昨日はたくさんメッセージが届いたが)今日はメッセージは届かないと思います」と笑顔を見せた。

 「センターが前にいたので、取られるかと思ったが落ちてくれて良かった」と振り返るが、7回の打席ではバントヒットも決めており、森脇監督からも「自分の持ち味を出している」とお褒めの言葉をもらっていた。

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2014年6月12日のニュース