石川 山田先頭弾で自身初の1―0完封「シビれました」

[ 2014年6月12日 05:30 ]

<楽・ヤ>完封勝利の石川は雨空に向かってガッツポーズ

交流戦 ヤクルト1―0楽天

(6月11日 コボスタ宮城)
 自身初の1―0完封。ヤクルト・石川は9回2死一塁から嶋を二ゴロに打ち取り、133球を投げ抜いた。ガッツポーズ。初回表に山田の先頭打者弾で奪った1点を守り切り「シビれました。1―0完封は一番気持ちいい」と声を弾ませた。

 前回4日オリックス戦(京セラドーム)。2―1の9回2死一塁でマウンドを降りた。悔しさを胸にしまい、1週間後。「きょうは一人で投げたかった」。7回終了後に高津投手コーチから状態を尋ねられると「大丈夫です」と力強く答え、今季2度目の完封勝利だ。

 開幕から1カ月以上白星が遠く、序盤は中継ぎ陣に負担を掛けた。だからこそ強い責任感でマウンドを守り抜いた。投手陣最年長の34歳は、チームトップタイとなる今季4勝目に「経験だけは豊富なので、成績で引っ張っていけるようにしたい」と自覚をにじませた。

 ▼ヤクルト・山田(自身3本目の先頭打者弾)感触はよかったが、あんなに飛ぶとは思わなかった。嫌らしい1番打者を目指してる。

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