ダル、メジャー初完投初完封で7勝目!日本人8人目の快挙

[ 2014年6月12日 11:44 ]

マーリンズ戦に先発し、力投するレンジャーズのダルビッシュ(AP)

インターリーグ レンジャーズ6―0マーリンズ

(6月11日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)が11日(日本時間12日)、マーリンズ戦に先発して9回116球を投げ切り、6安打無失点、10三振3四球で今季7勝目(2敗)をメジャー初完投初完封で飾った。試合はレンジャーズが6―0で勝って連敗を4でストップ。日本人投手の完封は5月のヤンキース・田中以来8人目となった。

 7回でいずれも今季自己ワーストの9安打、4失点を喫しながらも6勝目を挙げた6日のインディアンス戦から中4日。ダルビッシュは8回を除く毎回走者を出しながらも要所を締めてアウトを積み重ねた。

 初回いきなり先頭のイエリッチを歩かせたが、続くルーカスは速球で追い込んでから変化球で見逃し三振。3、4番も遊飛、二直に打ち取って無失点で終えた。

 2回も先頭のジョーンズに四球を与えたが、オズーナを中飛に抑えると、カットボールで下位打線を連続空振り三振斬り。3回は1死からこの試合初安打を許したが、ルーカスを遊ゴロ併殺打に仕留めてわずか4球で終えた。4、5、6回はいずれも2死から安打を許したが、後続を断って無失点で終えた。

 7回、先頭のオズーナはカウント1―2からのカットボールを捉えて左前打を放つも、二塁を狙ってタッチアウト。ダルビッシュは1死から四球を与えるもリアルミュートを投ゴロ併殺打に打ち取って3人で終えた。8回は圧巻の3者連続三振。9番ヘチャバリアを変化球で空振り三振、イエリッチは速球で見逃し三振、ルーカスはカットボールで空振り三振に仕留めた。

 9回は先頭のスタントンに中前打を浴びたが、続くマギーを遊ゴロ併殺打。最後はジョーンズをスライダーで空振り三振に仕留めて試合を締めくくった。

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