横浜　鮮やか逆転で連敗ストップ　井納、チームに２勝目もたらす

＜広・Ｄ＞広島打線相手に好投する井納

セ・リーグ ＤｅＮＡ９－６広島

（4月5日 マツダ）
　打線のつながったＤｅＮＡが４回に一挙６点を奪い逆転勝利。１日から続いていた連敗を３で止めた。先発の井納は９回途中９安打６失点で２勝目。今季初登板となった先月２９日に続きチームに２勝目をもたらした。

　３点を追いかけるＤｅＮＡは４回にバルディリスの右前適時打と多村の犠飛で１点差。さらに２死一、二塁の好機で石川が右中間を抜ける適時三塁打を放ち逆転に成功した。石川は８回にも適時打で１点を追加し、この日３打点と気を吐いた。チームは９回にも２点を加えダメを押した。

　先発の井納は初回、キラに被弾するなど３失点。不安な立ち上がりから尻上がりに調子を上げるも９回に１点を奪われ、なお無死満塁とピンチを招き降板。しかし、守護神・ソーサが追いすがる広島打線をなんとか打ち取り試合を終わらせた。

　広島は４回の守りで梵、堂林と内野陣が連続失策。好投していた先発バリントンのリズムを乱し、逆転につながった。