巨人 足攻!猛打だけじゃない 勝負読み絶好調のアンダーソンに代走

[ 2014年4月5日 05:30 ]

<中・巨>5回無死一塁、一走の長野が二盗を決める

セ・リーグ 巨人2-0中日

(4月4日 ナゴヤD)
 節目の1勝を手にした巨人・原監督の積極采配が光った。1点リードの5回、先頭の長野が左前打で出塁。2番・片岡の初球に二塁盗塁に成功した。

 「あれはサイン」と長野が話せば、片岡は「(巨人は)走者が出ると何が起きるか分からない。(心の)準備だけはしていました」。中日バッテリーの隙を突くと、続く2球目に片岡が投前犠打。アンダーソンの左前適時打で、2点目をもぎ取った。

 さらに、村田の左前打で1死一、二塁となり、二塁走者のアンダーソンに代走・松本哲を送った。3点目にはつながらなかったが、そのまま松本哲は左翼へ。守備力を強化して逃げ切った。指揮官は「アンダーソンの足全体に張りがあることと(戦略が)合致した。ドラゴンズとはいつも1、2点を争う形になる」と語った。開幕6戦で85安打46得点と破壊力が目立つが、ただ打つだけではない。

 ▼巨人・アンダーソン(開幕から6戦連続安打)人工芝での試合が続いていて足に張りはあったが問題ない。いい形で仕事ができている。

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2014年4月5日のニュース