デビュー戦、出身地でもマー君応援 「立派だった」と恩師

[ 2014年4月5日 11:42 ]

 ヤンキースの田中将大投手(25)がデビュー戦で勝ち投手となった5日、出身地の兵庫県伊丹市でも活躍を喜ぶ声が相次いだ。

 田中投手が小学生の時に在籍していた「昆陽里タイガース」の当時の監督で、試合の中継を見ていた山崎三孝さん(68)は「立派だった。よちよち歩きをしていたあの子が、世界中が注目する場所に立っていると思うと、本当に感激する」と奮闘をたたえた。

 試合運びについては「序盤は緊張していたようだったが、徐々にいつものペースを取り戻していた。三振を奪った時は、心の中でガッツポーズをしていただろう」と振り返った。

 田中投手が通った西伊丹幼稚園の佐伯聡子園長(69)は「日本でも頑張ってくれたように、世界一を目指してほしい」と応援。田中投手が園に立ち寄って園児と交流することもあるという。

 阪急伊丹駅近くの中華料理店「開華亭」で、マーボー丼に卵をのせた「田中マー丼」を提供する甲斐智也さん(39)は「田中投手には熱さと気迫を感じる。ピンチの時にこそ泥くさく投げ抜く姿が魅力」と話した。

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2014年4月5日のニュース