森岡 連日のお立ち台!失策の借り、バットで返した

[ 2014年4月5日 18:31 ]

<ヤ・神>殊勲の森岡(左)はつば九郎と共にファンの声援に応える

セ・リーグ ヤクルト12―11阪神

(4月5日 神宮)
 点の取り合いとなった試合に決着をつけたのは、前夜は先制打を含む3安打を放った森岡だった。

 10―10で迎えた8回、1死三塁から右翼線に勝ち越し二塁打を放ち、連日のお立ち台。「杉村コーチから“自分を信じて思い切って振って来い”と言われて、その通りにできました」と笑顔で殊勲打の瞬間を振り返った。

 試合は両軍合わせて30安打23得点の超乱打戦。初回から阪神が3点を先制すれば、その裏にはヤクルトが4点を取って逆転するという大荒れモードで始まった。森岡は、ヤクルトが6―3とリードして迎えた3回1死一塁の守りで痛恨のエラー。結局この回にチームは3点を失い、6―6と振り出しに戻ってしまったこともあり、「守備で足を引っ張ってしまったので、何とか取り返そうと思っていた」と意地の一撃だったことを打ち明けた。

 先発したベテラン左腕の石川が5回途中に10失点KOというまさかの展開。だが、最後は相手のベテラン右腕・福原を打ち砕いての勝利となった。

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2014年4月5日のニュース