銀次 3安打2打点に「完璧」岩手出身“東北球団の象徴”躍動

[ 2013年10月22日 06:00 ]

<楽・ロ>2回2死一、二塁で左前適時打を放った銀次は3安打の大活躍

パ・リーグCSファイナルステージ第4戦 楽天8―5ロッテ

(10月21日 Kスタ宮城)
 プロ8年目で味わう最高の雰囲気。楽天・銀次が、球団初の日本シリーズ進出を引き寄せる働きをみせた。2回2死一、二塁では逆らわずに左前に運ぶ適時打。7―5の8回2死一、二塁でも、同じように流し打ちで点差を広げる貴重な一打をマークした。3安打2打点に「集中して打てた。これが本当の3番打者です。チームの雰囲気もいいし、完璧ですね、きょうは」と胸を張った。

 岩手出身の25歳。東北球団の象徴として、チームをけん引した。今季は6月に誕生した長男・虎次郎くんの存在を励みに、自身初の打率3割をクリアするなど、中心選手になった。我慢して起用し続けてくれた星野監督のためにも、CSでの敗退は許されなかった。「星野監督の思っていることは自分らの思っていること。必ず巨人を倒して日本一の監督にしたい」。監督と選手の思いが一つになっているのが楽天の強さだ。

 ▼楽天・松井 選手は自信が付いた。いい雰囲気で日本シリーズを迎えたい。

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2013年10月22日のニュース