自衛官候補生が日本一に!横浜修悠館が初出場V 11回サヨナラ

[ 2013年8月31日 06:00 ]

延長11回、新田にサヨナラ勝ちし、初優勝を喜ぶ横浜修悠館の選手たち

第58回全国高校軟式野球選手権決勝 横浜修悠館3―2新田

(8月30日 明石トーカロ)
 第58回全国高校軟式野球選手権大会最終日は30日、兵庫県の明石トーカロ球場で決勝を行い、横浜修悠館が延長11回の末、3―2で新田にサヨナラ勝ちし、初出場で日本一になった。初出場での優勝は2007年の新見(岡山)以来で6年ぶり。

 <神奈川横浜修悠館>未来の自衛官が、高校日本一になった。1―2の6回、黒田の右前適時打で同点に追い付き、11回2死二塁から村野の右前打を右翼手が後逸する間にサヨナラの走者が生還した。通信制の同校の部員は、全員が自衛隊高等工科学校(横須賀市)の自衛官候補生でもある。日中は演習や座学に励んだ後、約1時間半という限られた時間で野球の練習をしてきた。同工科学校の防衛教官を務める丸山王明監督は「選手の底力、強さに感動した。集団生活を経験し、野球を通じて人間が形成されたことが、自衛官にもつながっていく」と教え子の将来を楽しみにしていた。

 ▼横浜修悠館・石井(個人最多安打大会タイ記録となる9安打。4試合で打率・692)チームの優勝に少しでも貢献できたことが本当にうれしい。

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