中日・高橋周　４号も空砲…高木監督「疲れちゃったね」

＜巨・中＞２回２死一塁、右越えに２ランを放ち、ベンチの祝福を受ける高橋周

セ・リーグ 中日２－３巨人

（8月30日 東京Ｄ）
　期待の若竜の一発も空砲に終わった。２回２死一塁から中日・高橋周が右越え４号先制２ラン。

　「きのうも打っていないのに打席に立たせてもらったんで、打って貢献したかった」。前夜のヤクルト戦で失点につながる失策を犯し、高木監督から「あんなプレーをしとったら先発で使わんぞ」と説教された１９歳が汚名を返上した。だが、大野がこのリードを守りきれず逆転負け。高橋周が本塁打を打った試合は昨年から５戦目で初黒星となった。

　神宮での３連戦では計２８得点で３連勝したが、高木監督は「今までにないことを３日間やったんで打ち疲れちゃったね」とガックリ。ＣＳ進出を争う３位・広島が勝ち、２・５ゲーム差とされた。

　▼中日・大野（９敗目を喫し）３失点とも２死から。（２回の実松の同点二塁打に）次が投手と分かっていたのに、真芯に当てられる球を投げてしまった。