ダル6敗目…野茂に並ぶ236奪三振も2発被弾で逆転許す

[ 2013年8月31日 11:53 ]

ツインズ戦の2回、プルーフを空振り三振に仕留め、ベンチに戻るレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ2―3ツインズ

(8月30日 アーリントン)
 米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュは30日(日本時間31日)、アーリントンでのツインズ戦に先発、6回2/3を投げて3安打3失点、毎回の11三振を奪ったものの、今季6敗目(12勝)を喫した。レンジャーズは2―3で敗れ、連勝は3でストップ。

 24日のホワイトソックス戦では終盤に両足がつる場面があったがダルビッシュは、この日も序盤、足を気にするしぐさを見せていたが、6回までに10三振を奪い、1四球のみのノーヒットピッチング。150キロ超のスピードボールに100キロを切る緩い変化球を織り交ぜてツインズ打線をほんろう。5回から6回には5者連続連続三振も奪った。

 だが、7回に落とし穴が待っていた。先頭のドージアに四球を与えると、続くハーマンには2ボールからストライクを取りにいった内角低めの速球を右越えに運ばれ、同点とされると、続くモーノーにも右越えソロを浴びて逆転を許した。直後にウィリンハムを見逃し三振を奪って、今季236奪三振とし、1995年に野茂英雄(ドジャース)がマークした日本人最高記録に並んだものの、2死後にプラウフに二塁打を打たれて降板。快挙達成を白星で飾ることはできなかった。

 ▼ダルビッシュの話(7回は)体力は大丈夫だったけど、本塁打を打たれては駄目と自分に言い聞かせたところで打たれた。何も言い訳をするつもりはない。あの回でチームの士気を下げたかなと思う。

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