西武 大石の暴投でまさかの幕切れ…ついに首位陥落

[ 2013年5月9日 20:35 ]

<ロ・西>8回2死、井口に同点ソロアーチを浴び、がっくりする西武・野上

パ・リーグ 西武2―3ロッテ

(5月9日 QVC)
 魔の1球だった。西武先発の野上は8回2死まで1失点。1点リードを守っていたが、井口に同点ソロを浴びる。今季、ロッテ戦で2勝0敗と好相性で「いつも通りに投げたい。自分のできることをやっていきたい」と語っていたが、4勝目はスルリと逃げた。

 両助っ人の打点で2点を挙げた。先制適時打はヘルマン。初回2死一、二塁で藤岡の外角直球を右前へはじき返した。パ・リーグの打率トップを快走。「自分の打てる球をしっかり待って打ちにいった。先制できて良かった」と笑みを浮かべた。3回に失策絡みで同点にされた後は4番・オーティズ。5回1死一、三塁から左前適時打を放ち、再び勝ち越した。

 野上降板後はサファテ、ウィリアムスの両助っ投が踏ん張ったが、延長11回、大石が敬遠を含む3四死球で満塁とし、まさかの暴投。首位から陥落した。

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