荻野貴「初球から狙っていこう」と思ったら…暴投でヒーロー

[ 2013年5月9日 22:50 ]

<ロ・西>延長11回1死満塁、暴投で三走・細谷(左)がサヨナラの生還、喜ぶロッテナイン

パ・リーグ ロッテ3―2西武

(5月9日 QVC)
 ロッテが開幕直後を除けば、昨年7月30日以来の首位に立った。お立ち台に上がったのは荻野貴と伊藤だ。

 延長11回1死満塁で打席に立った荻野貴。「初球から狙っていこうと思った」と言うが、快音を響かせることはなかった。ただ、西武・大石が暴投。「必死に腕を回しました。最高です」と少々照れながらのコメントに、スタンドからも笑いがこぼれる。

 そして、無失点継投を見せたロッテリリーフ陣の最後にマウンドに上がったのが伊藤だ。2年ぶりに勝利投手になり「昨年からケガでチームに貢献できていなかった。本当にうれしい」と笑顔を見せた。ロッテの快進撃は脇役や苦労人にも支えられている。

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