興南コンビが中大救った　島袋好救援＆新城２点三塁打

＜中大・専大＞２番手で登板の中大・島袋

東都大学野球リーグ第５週最終日 中大３―１専大

（5月8日 神宮）
　２回戦２試合が行われ、中大と国学院大が連勝し、ともに勝ち点２とした。第２試合は前日に完封勝利を挙げた中大・島袋洋奨投手（３年）が好救援を見せ、専大を３―１で破った。第１試合は国学院大の４番・石川良平捕手（４年）が決勝打を放つなど４点差を逆転し、青学大を５―４で下した。

　中大の興南コンビが投打でチームを救った。７日の１回戦で１３６球を投げていたエース左腕の島袋は、２点リードの８回１死一、二塁から今季初の救援登板。無失点で試合を締め「去年の秋にリリーフの経験があったので、それが大きかった。疲れは感じていなかったし、自信のある真っすぐで勝負しようと思った」と１５球中１３球が直球だった。島袋の２学年後輩で１年生ながら８番に座る新城は、同点の４回２死一、二塁のチャンスで右越え２点三塁打。「思い切り行った結果。島袋さんと一緒に優勝したい」と笑顔を見せた。優勝の可能性を残した秋田秀幸監督は「きょうは興南デー」と称えていた。

　▼中大・上田（７回１／３を４安打１失点で今季初勝利）完投も視野に投げたが、後ろに島袋がいたので安心して任せた。