田沢、9回に登板も2安打1失点「うまくいかなかった」

[ 2013年5月9日 11:54 ]

ツインズ戦の9回に登板し、1回を2安打1失点のレッドソックス・田沢

ア・リーグ レッドソックス8―15ツインズ

(5月8日 ボストン)
 米大リーグ、レッドソックスの新守護神に指名された田沢が8日(日本時間9日)、ボストンでのツインズ戦の9回に登板し、2安打1四球で1失点だった。勝敗、セーブは付かず、防御率は2・93。

 8―14とリードされる展開での登板。キャロル、マウアーに連打を許すと、ウィリンハムには死球を与えて無死満塁。モーノーの中犠飛で1点を失った。いわゆる“抑え”での登板に向けての試運転だったが、ほろ苦い結果に終わり「いつも通りやるべきことをやろうと思ったが、先頭打者を出したりして、うまくいかなかった」と振り返った。

 10年4月に右肘の腱移植手術を受けた田沢は昨季から本格的に復帰し、37試合で防御率1・43。5年目の今季は初の開幕メジャー入りし、チーム最多16試合に登板し2勝1敗、防御率2・51。守護神ベイリーに続き、代役ハンラハンが右腕の張りで故障者リスト入りしたため、ツインズ戦前にジョン・ファレル監督から伝統球団の大役に指名された。

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2013年5月9日のニュース