カブレラという男 映画「メジャーリーグ」ばり面白キャラ

[ 2013年4月19日 06:00 ]

<ヤ・中>力投する中日先発のカブレラ

セ・リーグ 中日6-3ヤクルト

(4月18日 神宮)
 中日・カブレラはメジャー時代から「おもしろキャラ」として有名だった。100マイル(約161キロ)の快速球を誇る一方で、弱点は制球難だった。9勝に終わった06年は四球とボークがリーグワースト。視力が悪いことが原因と見た担当医は「メガネをかけて投げろ!」とアドバイスした。

 まさに映画「メジャーリーグ」でチャーリー・シーンが演じたリッキー・ボーンばりの解決策。最初は拒否していたが、9月終盤にようやく受け入れる。すると、ゴーグルを着用した同28日のヤンキース戦で松井を3打数無安打に封じるなど9回1死まで無安打の快投。米メディアでは「リッキー・ボーンが現れた」と騒がれたが、オフに視力回復手術を受けた。

 米国では真っ赤なスポーツカーのマセラッティを乗り回していた2メートル3の大男。打撃も凄そうだが、メジャーでは通算26打数無安打で24三振。不格好なスイングは動画サイトで特集されている。

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2013年4月19日のニュース