涌井 反省3連勝 5回2/3を5失点も打線に救われた

[ 2013年4月19日 06:00 ]

<西・オ>3勝目を挙げ渡辺監督(右)に祝福される西武・涌井

パ・リーグ 西武8-6オリックス

(4月18日 県大宮)
 1失点完投勝利を挙げた前回11日とはまるで別人だった。西武・涌井は6回途中を9安打5失点と精彩を欠いた。打線の援護で3勝目を手にしたとあって「味方が(点を)取ってくれた後にしっかり投げられなかった」と悔しさをにじませた。

 2―1と逆転してもらった直後の4回。無死一塁で、初回に先制打を許したT―岡田に二塁打を浴びた。二、三塁から後藤に2点適時打。この回3失点と試合をひっくり返され「自分でカウントを悪くして、狙ったところにいってないから打たれた」と思い返した。

 WBC参加による調整不足が心配されたが、開幕から3連勝。ただ、渡辺監督は内容が伴わなかった背番号18に「攻め方が良くなかった。きょうは勝たせてもらったようなもの」と苦言を呈した。涌井は「次はしっかりやります」と信頼回復を誓った。

続きを表示

2013年4月19日のニュース