ブランコ打つと勝てない…５戦全敗「自分ではどうしようもできない」

＜広・Ｄ＞９回、大乱調の山口にＤｅＮＡの中畑監督（左から２人目）と友利コーチ（同３人目）もあきれ顔

セ・リーグ ＤｅＮＡ５－６広島

（4月18日 マツダ）
　またも空砲に終わった。ＤｅＮＡはブランコが３回にバックスクリーン左へリーグトップの７号先制２ランを放ったが、守護神・山口が大乱調で逆転サヨナラ負け。

　今季自身が一発を打った試合は５戦全敗となり、「仕方ない。自分ではどうしようもできない。またあしたは違う日になる」と振り返った。打撃不振のモーガン、守備に不安を抱えて打率．１９６と調子の上がらないラミレスが欠場した中で、ブランコの８試合ぶりの一発も実らなかった。中畑監督は「悔しいね。最悪の負け試合だけど、われわれの世界は切り替えが大事」と強調した。負の呪縛から解放されるためにも、ブランコの一発で勝ちたい。

　▼ＤｅＮＡ・山口（９回から救援も４失点で今季初黒星）せっかくの勝ち試合をひっくり返されて申し訳ない。

　▼ＤｅＮＡ・中村（５回に右前適時打）しょうがない。守護神が打たれたのだから。

　≪０６年以来の屈辱≫ＤｅＮＡは３点リードの９回に４失点し逆転サヨナラ負け。横浜時代の０６年５月２７日オリックス戦で、６―３の９回に清原に逆転サヨナラ満塁弾を打たれて以来。