ドラ3金子5打点!左で先制2点打、右で3ラン!!

[ 2013年4月3日 21:09 ]

<西・ソ>4回1死二、三塁、1号3ランを放ち、ヘルマン(左)に迎えられる金子

パ・リーグ 西武6―2ソフトバンク

(4月3日 西武D)
 西武のドラフト3位ルーキー金子が大暴れだ。7番・右翼で先発出場すると、まずは2回1死一、二塁から左打席で左中間を破る先制の2点適時二塁打。1点差に迫られた4回には1死ニ、三塁からプロ1号3ラン。代わったばかりの山本の3球目、甘く入ったスライダーを今度は右打席で左翼ポール際へ運んだ。

 「(第1打席は)追い込まれていたので、とにかくボールに食らいついてランナーを返すんだという気持ちでした。(3ランは)自分のいいスイングができたと思います。プロ初本塁打は素直にうれしい。特別な気持ちになりました」

 お立ち台で新人らしい初々しい受け答えは、グラウンドで暴れ回った姿とは別人。「テレビで見ていたお立ち台。自分がこの場所に立てたことを感謝したい」と笑った。

 50メートル5秒7の俊足が魅力の両打ちの内野手。オープン戦18試合で打率・292、8試合連続安打もマークした好調な打撃を買われ、開幕スタメンを勝ち取ると、いきなり2安打2得点の活躍。“本職”ではない右翼での起用が続いている。この日は全6得点中5点を一人で叩き出す活躍でチームは4連勝。

 「これからもチームの勝利に貢献できるように。自分のできることを精一杯頑張ります」。西武に頼もしい若獅子が現れた。

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