ダルは冷静「完全試合をしてもチームに3勝、5勝になるわけではない」

[ 2013年4月3日 16:18 ]

アストロズのゴンザレスに中前安打を打たれ、完全試合がなくなり、苦笑いを見せるダルビッシュ

ア・リーグ西地区 レンジャーズ7―0アストロズ

(4月2日 ヒューストン)
 完全試合をあと1人のところで逃したレンジャーズのダルビッシュは2日の試合後、「運が良かった」と冷静に自身の投球を振り返った。

 5回に10個目の三振を奪った直後から「あまり人が寄ってこなくなった。そういうことだなと…」と大記録に近づいていることが分かったという右腕。あと1人というところで打たれたことにはサバサバしており、「あそこまで投げたら十分。僕は完全試合をしてもチームが3勝、5勝になるわけではない。何も思っていない」と冷静だった。

 一人も走者を出していない中で考えていたのは、記録よりも「次の登板のこと考えていた。スプリングトレーニングで80球以上を投げていなかったので、ちょっときついなと思った」と、周囲には分からない気持ちで投げていたことを吐露した。

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