浦和学院 17点奪い初優勝!創部35年目の栄冠 埼玉県勢45年ぶりV

[ 2013年4月3日 14:40 ]

優勝を決めマウンドで歓喜の輪を作る浦和学院ナイン

第85回選抜高校野球大会決勝 浦和学院17―1済美

(4月3日 甲子園)
 第85回選抜高校野球大会は3日、甲子園球場で決勝戦が行われ、浦和学院(埼玉)と済美(愛媛)が対戦した。5回に8長短打を集め一挙7点を奪って逆転した浦和学院が、その後も攻撃の手を緩めず18安打を放ち、17―1で快勝。創部35年目で春夏通じて初優勝を果たした。

 埼玉県勢の選抜優勝は、1968年(昭43)の大宮工以来、45年ぶりとなった。

 1点を追う浦和学院は3連打で同点とすると、2死後に4本の適時打が続き、済美の好投手安楽を攻略。大量点に結びつけた。6回にも2点、8回にも8点を追加してダメ押し、投げては小島が7回まで毎回走者を許しながらも1失点で切り抜けた。

 済美は2回に先制後も再三好機をつくりながら拙攻を繰り返し、頼みの安楽がつかまり、終盤はなすすべがなかった。安楽は準決勝まで一人で投げ切ったが、決勝は6回でマウンドを降りた。

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