上原&田沢ともにイチ斬り「抑えられて良かった」

[ 2013年4月3日 06:00 ]

<ヤンキース・レッドソックス>8回1死、一塁、田沢はイチローを投ゴロ併殺打に打ち取る

ア・リーグ レッドソックス8-2ヤンキース

(4月1日 ニューヨーク)
 レッドソックスの日本人コンビが、そろってイチロー斬りで開幕戦勝利に貢献した。2点リードの6回に2番手で登板した上原は、1死から初球の内角低め90マイル(約145キロ)の直球で三飛に。新天地でのデビューをわずか5球で3者凡退に打ち取り「終わったことはもう過去で、先を見てやります。これからは内容よりも結果。流れを切らさずにやっていきたい」と満足顔だった。

 8回にセットアッパーとして登板した田沢も、1死一塁で迎えたイチローを94マイル(約151キロ)の直球で詰まらせて投ゴロ併殺打。入団5年目で初の開幕ベンチ入りを果たした26歳は「胸を借りるつもりでやった。抑えられて良かった」と謙虚に語る中にも充実感をにじませた。昨季の地区最下位から巻き返しを図るレ軍。ブルペンの日本人コンビが原動力になる。

続きを表示

2013年4月3日のニュース