「中飛だと思った」岸本132球力尽きた

[ 2013年4月3日 06:00 ]

<浦和学院・敦賀気比> 1回死、一塁、高田に中越えに3試合連続となる逆転2ランを打たれガックリの敦賀気比・岸本

第85回センバツ高校野球準決勝 敦賀気比1-5浦和学院

(4月2日 甲子園)
 1回戦から全試合で先発してきた敦賀気比のエース・岸本は132球を投げ抜いたが、チーム初の決勝の舞台は踏めなかった。

 浦和学院打線のパワーは想像以上だった。初回2死一塁から4番高田を迎えた。初球のカーブで「中飛だと思った」とタイミングを外せたと確信したが、打球は想像以上に伸びスタンドで弾んだ。5回には得意の変化球を見極められ、4長短打を浴びて3点を失った。浦和学院には昨春センバツ1回戦で2―10で大敗。8回途中からマウンドに上がった岸本は4点を失った。雪辱は果たせず、「去年に比べて成長したが、向こうもレベルアップした。まだまだだなと思った」と振り返った。

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2013年4月3日のニュース