大竹7回1失点好投 無援護に泣くも安定感見せた

[ 2013年4月3日 06:00 ]

<広・ヤ>力投する広島先発・大竹

セ・リーグ 広島3-5ヤクルト

(4月2日 マツダ)
 粘りのピッチングも報われなかった。12球団唯一白星のないチームの期待を担い、先発のマウンドに立った広島の大竹が7回1失点の好投。しかし、8回まで10安打を放ちながら無得点に終わった打線の無援に泣いた。

 「立ち上がりに失点したのが反省です。その後に自作自演の四球もあったけど、点を与えなかったのはよかった」

 つとめて冷静に振り返った右腕。2四球で背負った5回2死一、二塁を語るくだりはちょっぴり自虐的だったが、ここも4番畠山を二ゴロに仕留め、しっかりゲームメークしてみせた。昨季の初登板も本拠開幕となる4月3日の巨人戦だった。今季と同じ2敗1分けで迎えた試合では7回無失点に抑え、チームに初勝利をもたらしていた。今回は1点こそ失ったものの、安定感に揺らぐところなどない。野村監督も「ナイスピッチングだった」とねぎらっていた。

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2013年4月3日のニュース