済美 安楽772球で力尽きる 9連勝で止まり準V「一番心配していたことが…」

[ 2013年4月3日 15:32 ]

決勝で力尽きた済美・安楽

第85回選抜高校野球大会決勝 浦和学院17-1済美

(4月3日 甲子園)
 初出場初優勝の快挙を成し遂げた04年の再現はならなかった。

 準決勝まで一人で投げ抜いてきた2年生エースの安楽が疲労から球威が衰えたところを狙われ、集中打を浴び6回で降板。上甲正典監督(65)は「一番心配していた安楽の疲労面が出てしまった。5回は集中力が切れた」と敗戦の弁。そして「ミスを逃さない浦和学院はさすがです」と相手に脱帽。04年の優勝以来、負けなしの9連勝を誇ってきたが、10連勝はならなかった。

 安楽は準決勝までの全4試合で完投、投じた球数は663を数えた。この日も6回まで109球を投げた。2年生ながらエースで4番打者。精神的な重圧もあり、心身ともに疲れていたはずだが、「抑えられなかったのは自分の力不足です」と涙を流した。

 変化球が多めの投球になったことには「きょうの調子では直球では勝負できないと思い、変化球を多めに投げた」と苦肉の策だったことを告白。それでも「また夏にここに戻って来たい」とも話し、さらに大きくなって甲子園に帰って来ることを誓った。

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