本塁打のＤｅＮＡ！逆転サヨナラ後藤、ブラだ梶谷だ石川だ計４発

＜Ｄ・ソ＞９回１死一、三塁、ＤｅＮＡ・後藤は逆転サヨナラ３ランを放つ

オープン戦 ＤｅＮＡ８―７ソフトバンク

（3月16日 横浜）
　今季の打線はひと味違う。右に左に４発。９回１死一、三塁ではＤｅＮＡ・後藤が左中間席に逆転サヨナラ３ランを放ち、中畑監督も「打線の粘りだね。今年はちょっと違いますよ、というのが出た試合。うれしいね。公式戦だったら狂ってるよ」と満面の笑みを浮かべた。

　昨季は４月だけで零封負けが８度。「相手投手に上から見下ろされている感じがした」という。だが、今年のオープン戦は１２試合で１２球団トップの１４本塁打。この日も豪快なアーチを放ったブランコだけでなく、初回には梶谷が逆方向の左翼スタンドに運び、昨季１本塁打の石川も７回に右越えソロ。「去年は空振りが多かったが、（今年は）振り込んでいることで打ち返せている。本塁打がチームの魅力になってほしい」と指揮官。狭い横浜スタジアムが本拠なら十分可能だ。　

　▼ＤｅＮＡ・ブランコ（初回に４号左越えソロ）打ったのはチェンジアップ。本塁打を打つというより、芯で捉えることを心掛けた。

　▼ＤｅＮＡ・後藤（９回に１号逆転サヨナラ３ラン）甘い球なら初球から飛びついてでもいこうと思った。最近、自分の打撃ができていなかったのできっかけにしたい。