侍ジャパン 3連覇なら経済効果455億円!転機は台湾戦

[ 2013年3月17日 06:00 ]

<カブス・日本>あいさつする山本監督

 3連覇なら、経済効果は約455億円なり――。18日に準決勝を戦う侍ジャパンが優勝した場合の経済波及効果が、454億9043万円とはじき出された。関西大学大学院の宮本勝浩教授(68)が算出した。

 09年の前回大会の505億5405万円を約50億円下回ったが、宮本教授は「約455億円という効果を短期間で生み出すことは、国内経済を活性化させ、日本国民を元気づける素晴らしい快挙」と話した。

 いよいよ目前に迫った3連覇ロード。宮本教授は各試合の観客数、チケット価格、視聴率など13項目のデータを用意し、その数字を基礎として計算を行った。前回大会を約50億円下回った大きな要因は、2月の宮崎での代表候補合宿。イチロー(ヤンキース)、ダルビッシュ(レンジャーズ)らが参加した前回は、6日間で約24万人の観客を集めた。しかし今回は約8万5000人。「スタートダッシュ」こそならなかったが、宮本教授は劇的な逆転勝利を収めた8日の2次ラウンド・台湾戦(東京ドーム)が転機になったと分析。「潮目が変わり、日本中が大フィーバーになってきた」とした。

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2013年3月17日のニュース