阿部 捕手で47年ぶり三冠王も視野に「そうなったらパーティーでも」

[ 2012年9月14日 07:20 ]

<巨・広>5回2死一塁、右越えに23号2ランを放った巨人・阿部

セ・リーグ 巨人4-1広島

(9月13日 東京D)
 巨人の阿部慎之助捕手(33)が本塁打でトップのヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(28)に4本差に迫り、捕手ではセ・リーグ初の3冠王が視界に入ってきた。

 打率・320。打点は両リーグ最速で90に到達し、リーグ2冠を独走中だ。2日前に3冠王について問われた時には「(直前の)3連戦で、やっぱりバレンティンのパワーは凄いなと。ちょっと諦めました」と言った。

 しかし、この日の試合後には「そんなにポンポン出るもんじゃないからね。まあ頑張るよ」と前を向き始めた。巨人では74年の王貞治以来38年ぶり、捕手では65年の野村克也以来47年ぶりとなる快挙。過去11年間は打撃タイトルに縁がなく、無冠からの3冠獲得は日本人では史上初となる。

 「そうなったらパーティーでもやろうよ」と冗談交じりにその瞬間をにらむ。

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2012年9月14日のニュース