広瀬サヨナラ打!広島連敗&53年ぶり不名誉記録止めた

[ 2012年9月14日 21:39 ]

9回広島1死満塁、広瀬が右前にサヨナラ打を放つ

セ・リーグ 広島4-3中日

(9月14日 マツダ)
 広島は14日、9回に広瀬が1死満塁からサヨナラ安打を放ち、チームの連敗を3で止めた。

 エルドレッドの本塁打などで一時は3点をリードしたが、前田健が8回に崩れ同点に。今村、ミコライオと継投し勝ち越しは辛うじて免れ迎えた9回、1死から梵、エルドレッド、中東の3連打が飛び出し1死満塁とした。

 絶好のサヨナラ機で打席に立った広瀬が3ボール1ストライクから内角低めの直球をとらえると、詰まりながらも右前にポトリ。14試合連続で3得点以下に終わっていた53年ぶりの不名誉な記録に終止符を打つとともに、チームの連敗も3で止める値千金のサヨナラ打だった。

  野村監督は「4点目がやはりキーポイントになった。きょうの勝ちをいい方向に向けていけるように」と打線の復調に期待。広瀬は「もうちょっときれいな打球を打ちたかったですけど、とりあえず勝てば良いです」と安どの表情。その一方で「マエケンがあそこまで頑張って勝ちをつけられなかったので、次は絶対に勝ちをつけてあげたいなと思います」と打線の奮起を誓った。

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