元ロッテの藤田が現役引退「チャンスがあれば指導者を」

[ 2012年9月14日 06:00 ]

 野球の独立リーグ、BCリーグ群馬の藤田宗一選手兼投手コーチ補佐(39)が13日、今季限りで現役を引退することを表明し、同日の福井戦を最後に退団した。

 藤田は島原中央から西濃運輸を経て、97年ドラフト3位でロッテに入団。05年には小林雅、薮田と「YFK」と呼ばれる勝利の方程式を担い、31年ぶりのリーグ優勝に貢献。06年には第1回WBCに出場した。その後、巨人、ソフトバンクと渡り歩き、デビューからの600連続試合リリーフ登板はプロ野球記録となっている。通算成績は600試合で19勝21敗8セーブ、防御率3・89。今季群馬に所属し、15年間の現役生活を終えた藤田は「ロッテの優勝とWBCが一番の思い出。今年、コーチ経験もさせてもらったし、チャンスがあれば(NPBで)指導者をやりたい」と語った。

 

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2012年9月14日のニュース