野村監督「痛いです」…53年ぶり14戦連続3得点以下

[ 2012年9月14日 06:00 ]

セ・リーグ 広島1-4巨人

(9月13日 東京D)
 広島はリーグ優勝へひた走る巨人に力の差を見せつけられて3連敗。このカードは1分けを挟み球団ワーストタイの9連敗となった。「ストライクを取りにいった」と先発の今井が悔やんだのは0―1で迎えた5回の1球。2死から坂本に中前打を許し、続く阿部に1ボールからの甘く入ったフォークを右翼席へ運ばれた。

 結局、6回3失点で7敗目を喫した右腕は「(調子は)悪くなかったけど、こういう状況だからどうしても勝ちたかった」と肩を落とした。

 打線もエルドレッドのソロによる1点のみ。14試合連続の3得点以下は1959年(17試合連続)以来、53年ぶりの屈辱だ。「痛いですよ。打席に入ると自分一人。結果を出さなきゃどうしようもない」と野村監督。3位のヤクルトも敗れ、1ゲーム差が変わらなかったのが救い。14日からの地元マツダスタジアムでの6連戦で巻き返すしかない。

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2012年9月14日のニュース