斎藤 ラストチャンス!Vローテ復帰へ4日2軍戦登板

[ 2012年9月4日 06:00 ]

「100点満点」の投球で1軍復帰をアピールしたい日本ハム・斎藤

 日本ハム・斎藤が4日、1軍昇格を懸けてイースタン・リーグの西武戦(西武第2)に先発する。千葉・鎌ケ谷で最終調整した右腕は「自分の中では再スタートという感じ。抑えられるように頑張ります」と意欲を口にした。

 7月30日に不調で2軍落ちして以降、2軍戦4試合に先発して0勝4敗、防御率6・65。当初は2週間程度のリフレッシュ的な意味合いが強かった2軍生活は1カ月以上に及んでいる。課題の一つであるクイック投法に成長の跡は見せているものの、投球フォームのバランスを崩し、持ち味の制球力を欠いて打ち込まれるケースが目立っている。

 現状で先発の谷間は11日からの9連戦中の13日のロッテ戦(QVCマリン)。栗山監督も「9連戦は頭数が足りない。そこを自分でつかんできてほしい」と話す。優勝争いの中で1軍切符をつかむためには、今回の登板が事実上のラストチャンス。「いい形で最後に(1軍で)投げられれば…」と斎藤。残り26試合。もう時間がない。

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2012年9月4日のニュース