木佐貫　５度目完投で１カ月ぶりの５勝目！

完投で５勝目を挙げ、笑顔で声援に応えるオリックス・木佐貫

パ・リーグ オリックス３－１ロッテ

（9月4日 京セラＤ）
　オリックスの木佐貫が４安打１失点の好投。今季５度目の完投で７月３１日の西武戦以来、約１カ月ぶりの５勝目をマークした。

　木佐貫は、「（ロッテの先発）グライシンガーも、前の球団（巨人）で一緒だったので、懐かしいなあと思った。懐かしかったので、負けないように頑張ろうと思った」と淡々と語った。それでも６回に根元にソロを浴びたものの、「気を引き締め直して」その後の１死一、三塁のピンチをしのぎ投げきった。

　チームの先発陣は金子、寺原を欠く苦境だ。「救援で投げたこともあるので（負担を減らすために）なるべく長い回を投げたかった」と先発の責任感をにじませ、岡田監督も「一番、安定している。打線が援護しとったら、もっと勝ち星が増えていると思うよ」と褒めた。

　打線は５回にグライシンガーの暴投で先制。さらにバルディリス、スケールズの連続適時打で加点。チームは１分けを挟み３連勝。

　ロッテは自滅で４連敗。