ヤクルト・中沢が2年ぶり白星「2年間は長かった」

[ 2012年8月14日 23:07 ]

広島戦に先発したヤクルト・中沢

セ・リーグ ヤクルト4-2広島

(8月14日 マツダ)
 ヤクルトは14日、今季初登板の中沢が10年8月7日の横浜戦以来2年ぶりの白星を挙げ、3位・広島に0・5ゲーム差に迫った。

 中沢は走者を出しながらも、2回に自身の暴投で1点を許したのみ。広島の淡白な打撃にも助けられ、5回を1失点に封じた。ルーキーイヤーの10年に7勝を挙げながら、昨年は1勝もできず。2年ぶりの白星に「2年間っていうのは長かったですけど、いろいろファームでも経験できたことがきょうにつながったと思うので、きょうの勝利は嬉しいです」とはにかんだ。

 ヤクルトは1点を追う3回、広島の先発・前田健に簡単に2死を取られたものの、飯原が敵失で出塁すると上田の右前適時打で同点。さらにミレッジの16号2点本塁打でこの回一気に逆転した。

 6回から救援した増渕が先頭の広島・梵にソロ本塁打を浴び1点差に迫られるが、降雨で41分中断した後に登板した押本が2回を完璧に抑える好投。追撃ムードを断ち切った。

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2012年8月14日のニュース