WBC出場問題でNPBが交渉も…主催者側は条件変更なし

[ 2012年8月14日 01:27 ]

 日本プロ野球選手会が不参加を表明している来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場問題で、日本野球機構(NPB)の国際関係委員長を務める日本ハムの島田利正球団代表らが13日、ニューヨークで米大リーグ機構(MLB)などで構成される大会主催者と交渉したが、主催者側は参加条件の見直しはしないことを明らかにした。

 MLBアジアのジム・スモール副社長は「条件変更するつもりはない。NPBと選手会の問題なので、それを解決して日本が参加してもらうことを望む」と話した。NPB側は、選手会が求める日本代表のスポンサー権などの帰属を含めた参加条件の見直しを申し入れるとしていたが、島田代表は「非常に厳しい状況に変わりはない」と語った。(共同)

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2012年8月14日のニュース