接戦制した！神村学園　光星学院にリベンジだ

＜智弁和歌山・神村学園＞初戦を突破、ガッツポーズする神村学園２番手・平藪

第９４回全国高校野球選手権２回戦 神村学園３―２智弁和歌山

（8月13日 甲子園）
　神村学園は柿沢―平藪の継投で智弁和歌山を退けた。エースの柿沢は３日前に腹痛を訴え、２日間も練習を休んで点滴治療。エースの重責を感じすぎたのか「病院で胃潰瘍と言われた」そうで、前日に練習復帰したばかりでの粘投だった。

　「うまく平藪につなげたと思う」。今センバツで背番号１だった平藪も救援で４回無失点と好投した。３回戦の相手は昨秋の神宮大会２回戦で延長１０回タイブレークの末、８―１１で敗れた光星学院。４番・北條に満塁弾を浴びている柿沢は「この対戦のために頑張ってきた」とリベンジを誓った。