9回2死走者なしから3点!秋田商、劇的逆転サヨナラ

[ 2012年7月24日 19:25 ]

秋田大会決勝 秋田商4―3能代商

(7月24日 こまちスタジアム)
 「最後まで絶対諦めるな」という太田監督の言葉通り、秋田商が劇的な逆転サヨナラ勝ちで7年ぶりに夏の甲子園への切符を手にした。

 2点差で迎えた9回。2死走者なしからエースの近藤が執念のヒットで出塁すると、続く6番和田の三塁打などで一気に試合を決めた。

 前日の準決勝で負った右手のけがのため、途中で右翼に回っていた近藤。「絶対逆転できる」と思い切って振ったバットが勝利の呼び水となった。「バットで返せてよかった」。エースは安堵の表情を見せた。

 ▼ヤクルト・石川投手(秋田商OB)の話 太田監督とは(秋田商の同学年で)ずっと一緒にやってきたので、うれしさ倍増です。土壇場で逆転するのはすごい。母校の頑張りは励みになる。久々の(夏の)甲子園で楽しみです。

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2012年7月24日のニュース