ソフトバンク カブレラが退団 出場機会求めウエーバーに

[ 2012年7月24日 16:50 ]

 ソフトバンクは24日、アレックス・カブレラ内野手(40)の退団を発表し、ウエーバー公示手続きを取った。公示されてから7日以内にいずれの球団からも譲渡の申し込みがなかった場合、自由契約選手となり今季は国内の他球団との契約はできなくなる。

 カブレラの今季出場はわずか8試合。ソフトバンクの石渡茂編成・育成部長は「(カブレラが)出場機会を求めるということで、いい方向を出すためにということ」と理由を説明。5月ごろから球団と代理人が話し合いを行った。他球団とトレードの交渉も行ったがまとまらなかった。秋山幸二監督は「そういう世界だから」と話した。

 カブレラは2001年に西武に入団し、02年にはプロ野球タイ記録の55本塁打をマーク。08年からオリックスでプレー、11年にソフトバンクに加わった。通算1239試合に出場し357本塁打。

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2012年7月24日のニュース