黒田が連敗止めた 7回9K1失点で3年連続2ケタ達成

[ 2012年7月24日 14:02 ]

マリナーズ戦に先発したヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース4―1マリナーズ

(7月23日 シアトル)
 ヤンキースの黒田が23日、シアトルで行われたマリナーズ戦に先発。7回107球を投げて3安打1失点1四死球、9三振を奪う力投で今季10勝目(7敗)を挙げた。チームは4―1で勝った。

 黒田は「中4日でコンディションを整えるのは大変」と言いながらも、変化球をうまく散らして2~7回は毎回三振を奪う力投。抜群の安定感で日本投手では野茂以来2人目となる3年連続2桁勝利を達成し、「優勝争いをしているチームで勝つのはすごく充実感がある」と満足げな表情を見せた。

 1回2死二、三塁では5番シーガーを沈む球で右飛。3回に先制を許したが、4回に味方打線が3点を奪って逆転すると、4回以降は二塁を踏ませなかった。黒田は「1イニングでも長く、チームのために投げようと思った。勝つために集中して投球できたし、何とかしのげた」とチームの5連敗を阻止したことを喜んだ。

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2012年7月24日のニュース