“早大トリオ”最後に…大石 プロ1勝も複雑「今イチという感じ」

[ 2012年7月8日 17:05 ]

パ・リーグ 西武9-5楽天

(7月8日 西武D)
 西武の昨年のドラフト1位、大石がプロ初勝利を挙げた。

 先発の菊池が5回に勝ち越し2ランを浴び、さらに安打を許して走者を出したところでマウンドへ。コーナーをつく丁寧な投球で後続を断つと、6回も無失点で切り抜けた。その裏に打線が逆転し、転がり込んだ初白星。「これまでチームに貢献できていなかったので、今イチという感じですが…」と複雑な表情ながらも「どんな形でも抑えようと思った。勝ててよかったです」と素直に喜んだ。

 早大トリオと呼ばれた日本ハムの斎藤、広島・福井がルーキーイヤーから勝ち星を重ねる中、一軍登板のなかった大石。遅ればせながらつかんだ白星に「これからシーズン長いので、しっかり投げていきたい」と巻き返しを誓った。

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2012年7月8日のニュース