和田 9回劇的逆転サヨナラ2ランで奪首!

[ 2012年6月9日 06:00 ]

<中・楽>9回、和田は左中間に4号サヨナラ本塁打を放ち満面の笑顔でホームへ

交流戦 中日3-2楽天

(6月8日 ナゴヤD)
 大歓声の中でホームを踏むと、中日・和田は氷水をぶっかけられた。土壇場で試合を決め、チームを再びリーグ首位に導いた背番号5。打線は3回から8回まで無安打とあって「重苦しい試合だった。あれで終わってホッとした」と振り返った。

 1点差の9回1死二塁で、左中間へ4号逆転サヨナラ2ラン。10年5月8日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)以来、自身4本目のサヨナラ弾だ。チームは4連敗。高木監督も打線の組み替えに苦心し、試合前には「(打順で)総選挙でもするか。ウチのセンターも大島だし」とAKBネタで報道陣を笑わせた。この日は井端を10年10月2日のヤクルト戦(同)以来となる5番で起用。和田は3番に入って2試合目だ。巨人が敗れ、3日ぶりに首位の座に再浮上。殊勲のヒーローを、指揮官も「今は彼が頼りですよ」と称賛した。

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2012年6月9日のニュース