興南で春夏連覇 真栄平大学初安打は値千金

[ 2012年6月9日 06:00 ]

東京六大学野球新人戦最終日 明大2-1法大

(6月8日 神宮)
 決勝と3位決定戦が行われた。決勝は明大が、興南(沖縄)時代に4番として春夏連覇を達成した真栄平(まえひら)大輝内野手(2年)の先制打などで法大に2―1で勝利。その法大に並ぶ、リーグトップの2季ぶり33度目の優勝を決めた。3位決定戦では慶大が立大に6―9で敗れたが、横尾俊建内野手、谷田成吾外野手(ともに1年)が2者連続本塁打を放って見せ場をつくった。

 明大は真栄平が大学初安打を含む2安打1打点と活躍。チームを優勝に導いた。2回に右前打を放つと、4回無死一、二塁では右越えに先制二塁打。今春のリーグ戦は4試合に出場して2打数無安打と見せ場がなかっただけに、「悔しい思いをしていた。これを秋につなげたい」。甲子園優勝メンバーのエース島袋(中大)や1学年下の大城(立大)は既に主力として活躍。「ライバルで刺激しあえる仲間」に負けじと、自身も定位置奪取を狙う。

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2012年6月9日のニュース