田中碧がサヨナラ打!大阪、最終回に3点差はね返す

[ 2012年6月9日 23:30 ]

サヨナラ打を放った大阪・田中碧

日本女子プロ野球 大阪5―4京都

(6月9日 明石トーカロ球場)
 大阪が劇的なサヨナラ勝ちで連敗を止めた。初回、京都に1点先制されると、4回にも1死一、三塁から7番・中平の右前適時打とワイルドピッチで3点差に引き離された。追い掛ける大阪は5回、先頭・碇の右中間二塁打をきっかけに満塁の好機を作ると、3番・川崎が三塁内野安打で1点を返した。

 最終回、京都に1点を追加された大阪は、先発半田から3連続四球を呼び込んで1死満塁に。3番・川崎がこの日3安打目となる左中間2点二塁打で1点差に詰め寄ると、続く4番・小久保が中犠飛で同点にした。最後は1死一、三塁から途中出場の6番・田中碧が三塁強襲安打で3塁走者が生還し、サヨナラ勝ちを決めた。京都は、攻撃陣がしっかりと得点を重ねたが、最後まで投げ切った先発半田が力尽きてしまった。

 ▼大阪・川崎ひかる ちょっと苦手にしていた投手だったので、必死のパッチで思い切って打ちました。チームの勝利に貢献できるように、後ろにつなぐバッティングだけ意識しました。1死だったんで、軽い気持ちで入ったのが良かったんだと思います。

 ▼大阪・田中碧 うれしいです。チャンスを作ってくれたみんなに感謝です。ベンチにいる時からひかるが打ってから私がヒットを打つと思ってたんで、予定通りです。ランナーが最後にホームを踏んだ時は、私は必死に一塁へ走ってたんで、よくわかんなかったですけど。みんなが喜んでたんで、私が決めたんだなと思いました。

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2012年6月9日のニュース