中村茜が走者一掃の勝ち越し打!兵庫が京都に大勝

[ 2012年6月9日 23:25 ]

決勝タイムリーを放った兵庫・中村茜

日本女子プロ野球 兵庫9―4京都

(6月9日 明石トーカロ球場)
 兵庫が京都に大差で勝利し、優勝を逃したうっぷんを晴らした。初回、田中幸夏の右犠飛で先制したが、その裏に京都は三浦伊織の左中間三塁打などで逆転。2点を追う兵庫は3回、先頭・奥田の左前打をきっかけにエラーと連打で1点差に。尚も無死満塁から4番・中村茜が、100メートルの右翼フェンスにショートバウンドで当てる3点三塁打を放った。計7点を挙げるビッグイニングを作り、勝利を確実にした。

 中村茜は4回にも先頭で右越え二塁打を放つなど、打率は.444に跳ね上がり、リーグ打率トップに立った。投げては、新人先発の大田が5回を4失点に抑え、自身は連勝で3勝目を挙げた。京都は、先発した荒井蛍が誤算で7四死球を出すなど、精彩を欠いた。

 ▼兵庫・田中幸夏 監督からアドバイスをもらって良くなりました。みんながチャンスを作ってくれたんで、いいバッティングでランナーを返そうと思っていました。

 ▼兵庫・中村茜 手ごたえは完ぺきでした。とにかく切れないことを願って、一塁まで走っていました。大きなチャンスをもらいましたし、京都には優勝を奪われてしまったし、今日は絶対に勝ってやろうという思いで打ちました。

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2012年6月9日のニュース