五十嵐、NY2球団で登板の最初の日本人選手も「立場的には余裕がない」

[ 2012年6月9日 11:27 ]

メッツ戦の9回に移籍後初登板し、1回を1安打1失点のヤンキース・五十嵐注意)

 ヤンキースの五十嵐が移籍後初登板を果たした。ヤンキースとメッツによるサブウエーシリーズで投げ、ニューヨークに本拠地を置く人気2チームでプレーした最初の日本選手となった。

 「思ったほど緊張しなかった」という五十嵐だが、投球内容は9回の1イニングを1安打2三振2四球1失点。27球を要し、9点リードの楽勝ゲームということを考えれば、首脳陣の心象は決して良くない。

 苦しみながらもボール自体は「きょうぐらいの球が投げられればやっていける」と自信をのぞかせた五十嵐。ただ「立場的には余裕がない。一戦一線が勝負」と、ヤンキースで生き残るためには結果を残す必要があることを、あらためて言い聞かせていた。

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2012年6月9日のニュース