1番起用に応えた!青木 メジャー2度目の3安打

[ 2012年6月7日 12:18 ]

カブス戦の5回、右翼線二塁打を放つブルワーズ・青木

ナ・リーグ ブルワーズ8―0カブス

(6月6日 ミルウォーキー)
 ブルワーズの青木は6日、ミルウォーキーでのカブス戦に「1番・右翼」で出場し、5月17日以来、メジャー2度目となる3安打を記録した。4打数3安打で、内容は中前打、中越え二塁打、右翼線二塁打、敬遠四球、遊ゴロで打率2割8分9厘。チームは8―0で勝った。

 「1打席目から本当に集中していた」という青木は1回に10打席ぶりの安打を中前に放つと、4回に中越え二塁打して6試合ぶりの複数安打をマーク、5回にも右翼線二塁打した。特に4回は、ゴロになりやすい低めの球を見極めた末に高めの速球を強振。中堅手の頭上を越える当たりで、この回に計4点を先制する突破口となった。

 カブス先発は左腕マホーラム。レネキー監督は左投手相手にここまで打率3割を超える青木を1番で起用した。全体練習前に早出で打ち込んだ30歳の新人を「よく好機を広げた。上位打線に必要な存在。本当に印象的な活躍」と称賛。青木は「青木だったら出塁してくれると思ってくれたらうれしい」と周囲の信頼を深める活躍を心の底から喜んだ。

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2012年6月7日のニュース