金本も不完全燃焼 安打性の当たりが…ファウル判定に泣く

[ 2012年6月7日 11:58 ]

<楽・神>3回1死二塁、右翼線への打球が惜しくもファールとなり、悔しがる金本

交流戦 阪神3-8楽天

(6月6日 Kスタ宮城)
 不完全燃焼に終わった。阪神・金本は1点を追う3回1死二塁、カウント3ボール1ストライクからの5球目だ。田中の内角よりのスライダーを強振。一塁後方に飛んだ痛烈な打球はフェアゾーンへ落ちたように見えた。

 しかし、敷田一塁塁審の判定はファウル。虎党の歓声はため息に変わった。一塁コーチの関川外野守備走塁コーチの抗議も覆るはずはなし。それでもフルカウントから四球を選んだのは意地だった。

 さらに1点を追った5回。2死二塁からの第3打席、二塁走者の鳥谷がまさかのけん制死でチャンスは逃げていった。

 前日5日の楽天戦では今季2号の先制ソロを放った。東北福祉大時代を過ごした仙台では交流戦が始まった05年以降は09年を除いて毎年本塁打を記録。思い出の地では抜群の相性を誇っていただけに悔やまれる夜となった。

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2012年6月7日のニュース